Risk Sensitive Value Measure


宮原 孝夫 (名古屋市立大学経済学研究科)
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大阪大学 金融・保険セミナーシリーズ 第22回
Risk Sensitive Value Measure

宮原 孝夫 (名古屋市立大学経済学研究科)

 数理ファイナンスの分野で、リアルオプションなど、無裁定条件の成立する市場を前提と出来ない場合のリスクや価値の評価法への関心が高まってきている。その場合には裁定理論に基づいたリスク中立測度(マルチンゲール測度)による評価法は適用できず、他の評価法が必要になる。保険の分野を念頭に議論されているリスク尺度の理論はその一つである。
 リアルオプションに対しては、リスクの評価という視点とともに価値の評価という視点も重要である。価値の評価はリスク評価の裏返しとも見れるが、考慮に入れるべき違った視点もある。価値の評価には、効用関数からの視点は重要といえよう。
 価値の評価の尺度を、(リスク尺度に対応させて)価値尺度(Value Measure)と呼ぶことにし、プロジェクトの価値の評価を念頭に、適切な価値尺度を構成することを目標とする。プロジェクト評価法として現在標準的に採用されていると思われる正味現在価値法を出発点にして、効用無差別価格、リアルオプション・アプローチ、monetary utility function、などの概念を検討し、望ましい性質を持った動的価値尺度を構成することを試みる。その結果として、現在考えられているいくつかの評価法の中でもっとも適切な価値尺度と言えるものとして、Risk Sensitive Value Measure と呼ぶべき価値尺度の採用を提案する。

キーワード:project evaluation, real option approach, monetary utility functin, random present value, indifference price, certainty equivalence, entropic value measure, time-consistency, risk sensitive control.

講 師:
宮原 孝夫 (名古屋市立大学経済学研究科)
テーマ:
Risk Sensitive Value Measure
日 時:
2009年05月07日(木)16:30-
場 所:
大阪大学基礎工学研究科J棟 617
参加費:
無料
アクセス:
会場までのアクセスは下記URLをご参照ください。
http://www.es.osaka-u.ac.jp/access/
お問い合せ:
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