進行する世界的金融危機の本質と市場主義の行く末


住田潮 (筑波大学大学院システム情報工学研究科教授)
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大阪大学 金融・保険セミナーシリーズ 第20回
進行する世界的金融危機の本質と市場主義の行く末

住田潮 (筑波大学大学院システム情報工学研究科教授)

アメリカにおけるサブプライム市場の破綻に端を発する世界的金融危機は益々その混迷の度合いを深め、出口の見えない閉塞的状況が続いている。本講演では、この問題を3つの異なる角度から論じ、市場主義の行く末に付いて考察する。先ず、グローバル超高度資本主義における金融サービスの本義について検討し、日本のバブル、Enron事件等、繰り返される金融危機の本質に迫る。次いで、悪名高き “Collateralized Debt Obligations (CDO)” の思想的構造を検討し、CDOは悪用されることによって問題を生じるのか、あるいは思想的構造そのものに問題があるのかを問う。特に、単期新聞売り子問題にCDOを適用し、数学的・数値的解析を行うことを通して、一般的なリスク管理の手法としてのCDOの可能性を吟味する。最後に、American International Groupの破綻を念頭に、保険数学の一般的構造に基づいて生命保険と市場主義に関して考察し、21世紀における市場主義の行く末を問う。

講 師:
住田潮 (筑波大学大学院システム情報工学研究科教授)
テーマ:
進行する世界的金融危機の本質と市場主義の行く末
日 時:
2009年01月09日(金)16:20-17:50
場 所:
基礎工J棟617
参加費:
無料
アクセス:
会場までのアクセスは下記URLをご参照ください。
http://www.es.osaka-u.ac.jp/access/
お問い合せ:
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