MMDS大阪大学 数理・データ科学教育研究センター
Center for Mathematical Modeling and Data Science,Osaka University

遅延フィードバック制御による安定化領域について

宮崎倫子 (静岡大学工学部数理システム工学科 教授, 大阪大学大学院基礎工学研究科 教授)

大阪大学 数理・データ科学セミナー 数理モデルセミナーシリーズ 第27回

遅延フィードバック制御による安定化領域について

宮崎倫子 (静岡大学工学部数理システム工学科 教授, 大阪大学大学院基礎工学研究科 教授)

タイムラグが安定化に作用する代表的な例として,Pyragasタイプの遅延フィードバック制御が知られている.安定性評価のための解析的なアプローチとして,線形化方程式に対するフロッケ理論の適用が考えられるが,我々は限定的な条件下で制御前と制御後の特性乗数の関係を示す式を導いている.この手法は,離散システムにも同様の議論が可能である.本講演では,安定化可能な特性乗数について,特に離散系について連続系との関連に触れながら,得られた知見について紹介する.

講師: 宮崎倫子 (静岡大学工学部数理システム工学科 教授, 大阪大学大学院基礎工学研究科 教授)
テーマ: 大阪大学 数理・データ科学セミナー 数理モデルセミナーシリーズ 第27回
日時: 2021年03月09日(火) 15:10-16:40
場所: ZOOMによる遠隔講演
参加費: 無料
参加方法: 参加費は無料ですが, 下記のリンクより03月07日(日)までに事前登録をお願いします
https://bit.ly/3tIN58H
登録されたメールアドレス宛に 03月08日(月)に, 本セミナーのZoom アドレスをお送りします。03月08日中にZOOM アドレスを受け取れない場合は登録メールアドレスの誤記の可能性がありますので,恐れ入りますが再度の登録をお願いします。また,03月09日13時以降の登録には対応できない可能性がありますので予めご容赦ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
アクセス: ZOOMによる遠隔講演
お問い合せ: 本ウェブサイトの「お問い合せ」のページをご参照ください。