株式分割実施による取引活動、スプレッド、株主構成への効果


高阪 勇毅(福山大学)
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大阪大学 数理・データ科学セミナー 金融・保険セミナーシリーズ 第86回
株式分割実施による取引活動、スプレッド、株主構成への効果

高阪 勇毅(福山大学)

本研究では株式分割の流動性と株主構成への効果を検証する。2014年4月に実施された「売買単位の集約」によって、上場企業の自社株の最小購入金額低下策は「株式分割」のみとなった。そのため、株式分割実施に伴う流動性への影響についての関心が高まっている。一方、日本における学術的な研究は乏しく、日本特有の株式分割制度の問題もあったため、十分な実証結果は得られていない。本研究での検証の結果、株式分割による取引活動の活性化とスプレッドの有意な減少が見つかった。また、総株主数の増加、個人株主の増加も見られた。この結果より、株式分割実施企業は「株式の流動性の向上と投資家層の更なる拡大」に成功し、個人投資家は最低購入金額の低下だけでなく、暗黙的な取引コストの減少といった恩恵を受けていることがわかった。

講 師:
高阪 勇毅(福山大学)
テーマ:
株式分割実施による取引活動、スプレッド、株主構成への効果
日 時:
2017年10月20日(金)16:20-17:50
場 所:
大阪大学豊中キャンパス 法経研究棟505セミナー室
参加費:
無料
アクセス:
会場までのアクセスは下記URLをご参照ください。
http://www.econ.osaka-u.ac.jp/access.html
お問い合せ:
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