「金融工学の活用」~金融危機後の市場の変化を踏まえて~
内田 善彦(日本銀行金融研究所経済ファイナンス研究課)
2012年度 第1回ミニレクチャーシリーズ
「金融工学の活用」~金融危機後の市場の変化を踏まえて~
内田 善彦(日本銀行金融研究所経済ファイナンス研究課)
2007~08年の金融危機以降、先進国経済が伸び悩む中、金融工学(または数理ファイアナンス)に対する市場参加者の目は厳しい。それは、一部の市場参加者がその存在意義そのものに疑問を投げかけるほどである。情報通信技術の進歩を背景に数学、統計学、経済学を駆使することで初めて可能となった新しい金融取引技術が今まで金融業にもたらしたものと、これからもたらすであろうもの、の双方について具体例を交えながら簡単な紹介を行う(なお、講演の内容や意見は、筆者の個人的見解に基づくものであり、日本銀行あるいは金融研究所の公式見解を示すものではありません)。
講師: | 内田 善彦(日本銀行金融研究所経済ファイナンス研究課) |
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テーマ: | 「金融工学の活用」~金融危機後の市場の変化を踏まえて~ |
日時: | 7月6日(金) 1限(8:50~10:20) |
場所: | 基礎工学研究科 I 棟2階 204号室 |