MMDS大阪大学 数理・データ科学教育研究センター
Center for Mathematical Modeling and Data Science,Osaka University

非線形現象解析 ※2019/1/11時限変更

鈴木 貴 特任教授

集中講義

非線形現象解析 ※2019/1/11時限変更

鈴木 貴 特任教授

2019年
1月28日(月)4限~6限
1月29日(火)4限~6限
1月30日(水) 4限~6限
1月31日(木) 4限~6限 → 1限~3限
2月 1日(金) 4限~6限(変更の可能性あり)

Semilinear Elliptic Equations – Modern and Classical Theories
半線形楕円型方程式の理論はこの50年間に大きく進んだ。講師の発表した25年前の教科書はその中間点にあり、それまでの研究を俯瞰するとともに、それらを乗り越え、その後の発展を誘導する多くの視座と方法論を与えてきたが、今またさらなる研究の礎となるべく、本書を改訂し、2年後にE-bookとして世に問う機会が与えられた。本講義はその原案の一部を取り出し、その試みの一端を紹介するものである。
◆1月28日(月)
 「曲面論」曲率、等角幾何、シャボン玉、球面導関数、四元数、調和写像、バブルタワー
◆1月29日(火)
 「球殻上のゲルファント方程式」球対称解、エムデン変換、ゲルファント葉層、境界対、モース指数、S.S. リンの予想
◆1月30日(水)
 「もう一つのトゥルディンガー・モーザー不等式」漸近挙動と増大度、基本定理、非一様性と精密性、カールソン・チャンの定理、デュレー・ティンジの量子化
◆1月31日(木)
 「位相的方法」Shinh-ゴルドン方程式、量子化する爆発機構、写像度の計算、ルチアの変形補題、低レベル集合と高レベル集合、SU(3)戸田システム
◆2月1日(金)
 「漸近的非退化性」ボルツマン・ポアソン方程式、多強度系、ハミルトニアンの制御、質量等式とテール

講師: 鈴木 貴 特任教授
テーマ: 非線形現象解析 ※2019/1/11時限変更
日時: 2019年 1月28日(月) ~ 2月1日(金)
場所: I棟4階 I407セミナー室