実現ボラティリティによって標準化された株価収益率の分析
高石哲弥(広島経済大学)
大証寄附研究部門セミナーシリーズ 第36回
実現ボラティリティによって標準化された株価収益率の分析
高石哲弥(広島経済大学)
本研究では、東京証券取引所で取引される流動性の高い個別株の実現ボラティリティを測定し、実現ボラティリティによって標準化した収益率分布が標準正規分布で表わされるかどうかを分析する。実現ボラティリティによって標準化した収益率は、マイクロストラクチャーノイズの影響と有限サンプル数効果の影響を受けるため、そのままでは完全な正規性は見られない。これらの影響を考慮して標準化された収益率の正規性を調べ、収益率変動に対する分布混合仮説を検証する。また、実現ボラティリティ計算にカーネル法を利用した場合や標準化した収益率分布の高次モーメント、スピンモデルにおける分布混合仮説、ボラティリティモデル推定におけるGPUの利用についても報告する。
講師: | 高石哲弥(広島経済大学) |
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テーマ: | 大証寄附研究部門セミナーシリーズ 第36回 |
日時: | 2012年12月11日(火) 16:20-17:50 |
場所: | 大阪大学(豊中キャンパス)法経大学院総合研究棟B105セミナー室 |
参加費: | 無料 |
参加方法: | |
アクセス: | 会場までのアクセスは下記URLをご参照ください。 http://www.es.osaka-u.ac.jp/access/ |
お問い合せ: | 本ウェブサイトの「お問い合せ」のページをご参照ください。 |