二値回帰モデルの評価と推測に関する話題
林 賢一(慶應義塾大学)
大阪大学 データ科学セミナーシリーズ 第62回
二値回帰モデルの評価と推測に関する話題
林 賢一(慶應義塾大学)
応答変数が二値をとる場合のパラメトリック回帰モデルを考える.
新しい共変量を追加することによって,回帰モデルの予測性能が改善するかを検討したいとする.このような場合に,ROC曲線下面積や,感度と特異度の積分値に基づくIDI(integrated discriminant index)を用いる例が多く見られるが,様々な文献でこれらの問題が指摘されている.本発表の前半では,応答の予測確率のオッズに基づく,上記に代わる新しい指標を提案する.後半では,モデルの誤特定下における統計的推測について,ダイバージェンスや残差などの観点から話題を提供する.
講師: | 林 賢一(慶應義塾大学) |
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テーマ: | 大阪大学 データ科学セミナーシリーズ 第62回 |
日時: | 2024年03月12日(火) 10:30-12:00 |
場所: | 豊中キャンパス 基礎工学研究科J棟617 |
参加費: | 無料 |
参加方法: | 申し込み不要 |
アクセス: | 会場までのアクセスは下記URLをご参照ください。 http://www.es.osaka-u.ac.jp/ja/access.html |
お問い合せ: | 寺田 吉壱(e-mail: terada.yoshikazu.es[at]osaka-u.ac.jp)までご連絡ください。 |