MMDS大阪大学 数理・データ科学教育研究センター
Center for Mathematical Modeling and Data Science,Osaka University

電力卸売における通告変更権(スイング・オプション)の価値評価

電力中央研究所 遠藤操 氏

AI・データ利活用研究会 第20回

電力卸売における通告変更権(スイング・オプション)の価値評価

電力中央研究所 遠藤操 氏

電力業界では,2016年の小売全面自由化をきっかけに新電力が多数市場に参入しており,大手電力会社が小売電気事業者に電力を卸売する際の取引条件に注目が集まっている.
 電力は,生産量と消費量が常に同じ(同時同量)であることが求められ,貯蔵が利かない商品である.そのため,卸売契約には小売需要の変動に合わせて取引量を変更できる権利が設定されることが多い.当該権利は通告変更権(スイング・オプション)と呼ばれ,電力需給を一致させるうえで重要な役割を果たしている.
 本講演では、電力卸売における通告変更権の価値評価手法を説明し,わが国の電力市場データを用いた実証分析の結果を紹介する.

講師: 電力中央研究所 遠藤操 氏
テーマ: AI・データ利活用研究会 第20回
日時: 2021年07月30日(金) 講演 18:00-19:00 質疑 19:00-20:00
場所: オンライン開催
参加費: 無料
参加方法: Zoomウェビナーを用いたオンラインでの開催となります。
参加ご希望者は以下の
・Googleフォーム
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にご記入いただくか
・自動配信システムへの登録
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アクセス: オンライン開催
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