Hawkes 過程モデルによる金融リスク計量入門
一橋大学教授 中川秀敏
AI・データ利活用研究会 第16回
Hawkes 過程モデルによる金融リスク計量入門
一橋大学教授 中川秀敏
Hawkes 過程は「イベント」発生をモデル化するのにしばしば用いられてきた確率過程である。Hawkes 過程の特徴としては、あるイベント発生が同種類あるいは他の種類のイベントの次の発生確率を瞬間的に変化させる「自己励起性」あるいは「相互励起性」といった性質を明示的かつシンプルに記述できるということが挙げられる。
近年では、株式市場での注文発生や約定をイベントと見なす高頻度取引のモデルや、巨大損失発生や倒産などをイベントと見なすリスク評価モデルへの応用といった形で、Hawkes 過程やその発展形がファイナンス分野でも注目されてきている。
本講演では、Hawkes 過程の入門的な解説から始め、日本株式市場における注文反応分析モデルへのHawkes過程の応用事例などを紹介する。
講師: | 一橋大学教授 中川秀敏 |
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テーマ: | AI・データ利活用研究会 第16回 |
日時: | 2021年01月22日(金) 講演 18:00-19:00 質疑 19:00-20:00 |
場所: | オンライン開催 |
参加費: | 無料 |
参加方法: | Zoomウェビナーを用いたオンライン開催: 参加ご希望の方は以下のフォーム https://forms.gle/FmRNNEAksaXYWJ2v9 にご記入いただくか ・自動配信システムへの登録 http://www-mmds.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/structure/activity/ai_data_index.php をご検討ください. 自動配信システムへご登録いただいた方にはID・パスワードが発行され,今後の 同研究会開催情報及び数理・データ科学教育研究センター関連団体の情報を自動 配信いたします(詳細は上記のページをご確認下さい). |
アクセス: | オンライン開催 |
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