MMDS大阪大学 数理・データ科学教育研究センター
Center for Mathematical Modeling and Data Science,The University of Osaka

描画から将来の認知症発症を予測する:臨床現場から生まれたAIモデル

篠﨑 未生 氏(国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 認知症先進医療開発センター 予防科学研究部 特任研究員)

AI・データ利活用研究会 第102回

描画から将来の認知症発症を予測する:臨床現場から生まれたAIモデル

篠﨑 未生 氏(国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 認知症先進医療開発センター 予防科学研究部 特任研究員)

人工知能(AI)は認知症医療にも新たな可能性をもたらしています。一般的に認知症というと「もの忘れ」が強調されがちですが、記憶の低下は発症初期には現れないこともあります。
そこで私たちは、記憶ではなく視空間認知に着目し、描画データから将来の認知症発症リスクを予測するAIモデルを開発しました。このモデルは、わずか数分の検査で数年後の発症リスクを高精度に推定できることから、早期発見が求められる現在、新たなスクリーニング手法として期待されています。
本講演では、臨床での気づきがどのようにAIモデル開発につながったのか、患者データを用いた試行錯誤のプロセス、そして社会実装に向けた課題と展望についてご紹介いたします。

講師: 篠﨑 未生 氏(国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 認知症先進医療開発センター 予防科学研究部 特任研究員)
テーマ: AI・データ利活用研究会 第102回
日時: 2026年01月09日(金) 講演 18:00-19:00 質疑 19:00-20:00
場所: オンライン開催
参加費: 無料
参加方法: Zoomウェビナーを用いたオンラインでの開催となります。

開催時刻:2026年1月9日 06:00 PM 大阪、札幌、東京
トピック:AI・データ利活用研究会 第102回

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アクセス: オンライン開催
お問い合せ: 本ウェブサイトの「お問い合せ」のページをご参照ください。